maki-o memo

制作に関する私的なメモです

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SakaeUXセミナー「ビジネスモデル・ジェネレーション」

8/2に、SakaeUX主催「ビジネスモデル・ジェネレーション」のセミナーに参加しました。
講師は、浅野 智先生。

浅野先生のセミナーは、このブログで遡ると2012年の5月以来になるみたいでおよそ1年3ヶ月程ぶり。
ビジネスモデル・ジェネレーションというものの前提知識なく参加。

ビジネスモデル・ジェネレーションとは、

引用するとこう。

ビジネスモデル・ジェネレーションは、ビジネスモデルを考える際に必要な、企業の顧客や提供する価値、インフラ、財務などの要素を9つに分解し、その構造や関係性などを視覚的に捉えながら理解する手法です。

今まで何回か参加していたHCDはユーザー視点ですが、今回のビジネスモデル・ジェネレーションは、企業視点とのこと。
ビジネスの視点で、そのビジネスは本当に儲かるのかを考えていくもの。と、認識しました。

ワークショップ

今回のモチーフ企業は、株式会社ファイテック
こちらのビジネスモデルを可視化して、新たなビジネスモデルを提案したり、既存のビジネスモデルを見直したりするのが目的。

9つの要素とは、

  1. 顧客セグメント
  2. 価値提案
  3. チャネル
  4. 顧客関係
  5. 収益の流れ
  6. 主なリソース
  7. 主な活動
  8. 主なパートナー
  9. コスト構造

の9つ。
この9つをビジネスモデル・キャンバスとします。

事例を聴いたり、インタビューによってこのキャンバスを埋めます。
そしてそこから各チーム毎にブレスト。新たなビジネスモデルを作っていきます。

ファイテック代表取締役の林さんが事例のお話しをされていたのですが、商品のあまりの隙のなさに、商品を欲しくなるどころか、なんなら転職したく(略
実際すごいです。これ

ビジネスモデルを考える上で大事なのが、まず一番最初に顧客を定義すること。それが決まってからの価値提案。企業の強みは最後になります。
なにかを売ろうとしたとき、自分や自社の強みをどう売ろうかという思考になってしまいがちだけど、まず顧客を定義し、その顧客に合った価値をどう提供するのか。という発想が大事とのことでした。

これはでも中の人からしたらなかなか難しいと思います。
自社の強みをどう売るかって思考にフツーなりますよねー。

まとめ

最後に、チームでの検討結果をプレゼンします。
ぼくらのチームは浅野先生に「普通だね」と言われました。orz
そうなんすよねー。発想が普通なんすよー私。。。

浅野先生の総評を箇条書き

  • 記述法の前に発想法しないと
  • 同じ路線でモノを考えてる
  • 専門知識と一般知識をあわせて(日経よんでる?
  • 他のモノと結びつけると新しいモノができる
  • Webデザイナーはモノ知らない
  • ネットの情報は体系化されていない
  • 今すぐ自分には関係ないことを学ぶ

発想普通だね、で、まあ凹みましたが今回それを再確認できただけでもとりあえず良しとしときたい。
最後の浅野先生の総評を聞いてて、先日の名村さんのセミナーに通ずるもんがあるなと思いました。
思いましただけじゃなくてやれよ自分て感じですが。
今回のセミナーは記述法なので、発想法をもうちょいマシにしつつ取り組めれば、また違った結果になるのではないかと思います。

あと今回、

あと今回のセミナー中、リアルタイムドキュメンテーションという記録法?で、ワークショップの内容をリアルタイムにドキュメント化されてる静岡の学生さんがいました。
ぼく自身はじめてその存在を知りましたが、これすごいですねー。

訓練でできるもんなんだろか。
世の中知らないことばっか。


プロフィール

フロントエンドエンジニア

Tomokazu Makita

名古屋でフリーランスでWeb制作してます。 フロントエンドのことを主にやってます。
a-blog cmsを使用したサイト制作が得意です。
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雪山大すき。冬は雪山の合間に仕事します。
財布はいつも吹雪です。

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