a-blog cmsの勉強会1
a-blog cmsの勉強会に行ってきました。
公式サイトはこちら
5月一杯はベータ版が使用できます。
6月一杯まで使用できるようになったみたいです。
前々からインフォメーションされてて興味はあって、パブリックベータをインストールしました。
でもインストールしただけで終わってました!すいません!
以下、勉強会のレポートです。
今回は、第1回・第2回と分かれているうちの1回目。
実際にPC触りながらのハンズオン形式です。
第1回の内容は、
- a-blog cmsの概要
- a-blog cmsのテーマの設定
- ルール/モジュールIDの設定
の3点。
いつもMT使ってるんで、どうせならMTとの比較をしてみたいと思います。
もし間違ったことを言っていたら、突っ込みお願いします!
まず、テンプレート。
MTでは管理画面からアクセスできます。
a-blog cmsではテンプレートはhtmlファイルそのままです。
既存のサイトにCMSを導入するならまず、ドキュメントルートにある全てのものを、a-blog cmsのthemeディレクトリに、単純にFTPでアップロードするだけです。
あとはテーマを変更すれば反映されます。
おそらく最初のうちはまずこの状態にし、少しずつ変更を加えていくのがわかりやすいのかなと思いました。
imgとかcssのパスは変えんくっていいの?って思いますが、ここがa-blog cmsのウリの一つらしく、
例えばimgのsrcが、
<img src="img/logo.gif" />
とか、
<img src="./img/logo.gif" />
とかになってても、自動的にパスを書き換えて表示してくれるとの事です。
ローカルで普通に制作したサイトをパスの事を考えることなく、cmsのテンプレートに流用できます。
次に、ブロックタグ。
MTでいう、いわゆる<mt:Entries></mt:Entries>みたいな囲む奴系ですね。
これにあたるのが、ビルトインモジュールなのかなと思いました。
これは、
<!-- BEGIN_MODULE Entry_Summary -->
<!-- END_MODULE Entry_Summary -->
という、対の、htmlではコメントアウトになるタグで囲みます。
その中で、{}で囲われた、{title} 等の変数を使用することによって、意図したデータを引き出します。
"BEGIN_MODULE" が、"mt:" で、"Entry_Summary"というのが、"Entries" ですね。
で、ブロックの中で使用する、{title} は、この場合だと、<$MTEntryTitle$> でしょうか?
これがMTでいう、ファンクションタグですね。
MTの出力を制御する上でなくてはならない「モディファイア」は管理画面のコンフィグでモジュール毎に設定できるのと、通常のモディファイアのような働きをする、校正オプションというものがありました。
コンフィグで一括設定って事は、モジュールは全て同じ動きをするの?と思われる方もおられるかもしれませんが、これも個別設定が可能で、モジュール毎に、"ID"を設定し、他のモジュールと違う動きをさせることができます。
これとは別に、"ルール"というものもあって、もっと細かい指定ができそうです。
この辺ちょっとまだ理解できてません;
このモジュールの機能は、是非プラグインの開発環境を提供して欲しいと思いました。(現状その予定はないっぽいです
条件分岐タグ?
MTだと、<mt:If name="entry_archive">とか<mt:If name="category_archive">とかの予約変数を使ってテンプレート独自の処理をさせます。
それに近いものが、タッチモジュールではないかと思います。
これも前述のビルトインモジュールと同じように、
<!-- BEGIN_MODULE Touch_Entry -->
<!-- END_MODULE Touch_Entry -->
というタグで囲み、囲んだ中の内容は特定のテンプレートでしか動作しないようになります。
MTにはないのでは?ってところ
"段落"ってゆう概念があります。
これがかなり熱そうです。
MTだと、一つのブログでは1エントリーに対しての入力エリアの数は統一されてます。
この概念がどうやらa-blog cmsでは違っています。
エントリーを投稿した後でも、追加の項目から段落を増やしてやる事でどんどん1エントリーに対する情報を増やしていけます。
情報を増やしたいエントリーは増やせばいいし、当然最低限の情報でよければ入力しなければいいだけです。柔軟です。
しかもこの段落は、オリジナルのものを追加できるんです。
"コンフィグ"の、"ブログ"→"一般"に進みます。
すると、こんなエリアがあります。
たとえばここで、test/てすと と設定したとします。その後、"コンフィグ"の、"ブログ"→"カラム設定"の画面に行くと、
こんな状態になってます。
ここで、用意された段落項目を好きなだけ選べば、オリジナルの段落が作成できます。
熱いすねー。テンプレートの制御はわかんないですが、、、
これ以上にカスタムフィールドがあるらしい。まだこれ以上にいるんですかね?!
他もろもろ
、、、実際動きはまだあまり理解できてませんが、かゆいところに手が届きそうな、機能盛りだくさんな印象を受けました。
インクルードの機能もあるので、単純にフッタなどのhtmlファイルをインクルードしたりとか、ビルトインモジュールを記述したhtmlファイルをインクルードしたりもできます。
あと、絶対指定で、他のサーバーのファイルもインクルードできるとの事です。
他には、サンプルサイトに検索機能がありました。
あまり詳しくその辺聞いてませんが、容易に実装できるようです。
任意のフィールドを検索対象にしたりとかできるんですかねー?
1回目の勉強会を終えて、今の感想としては、「制作者にもやさしいCMS」というフレーズ通りな感じがします。
がっちり理解すれば制作時間の短縮に貢献してくれそうな感じはします。
ですが、MTでプログラム的な記述をしたい人や、プログラム書きたい人にとっては、a-blog cmsが優しすぎて少し寂しくなるような気がします。(拙いプログラムですが)
んー。やっぱプラグインの開発だな、、、
とりあえず第1回目の感想はこんな感じでーす。
- tag
- a-blog_cms
- CMS
- セミナー