WCAN 2009 Winter
今年最後のWCAN、行ってきました。
今回のテーマは以下。
- SESSION-1 : 名古屋のWeb制作会社2009年を振り返って 前編
- SESSION-2 : 名古屋のWeb制作会社2009年を振り返って 後編
- SESSION-3 : 2010年に飛躍するための7つのキーワード
順にレポートです。
名古屋のWeb制作会社2009年を振り返って
セッションの1と2は、名古屋のWeb制作に関わる企業の方々が、主に2009年の実績を報告するというもの。
他の企業の実績を、聞く機会というのはなかなかない事だと思うので興味深く聞かせていただきました。
数が多いのでひとこと感想にします。
トライデント 水野 和弥さん、原 亜津子さん、堀尾 真衣さん
下からの突き上げを感じます;
むしろWCANのような会場であれだけ堂々とプレゼンできる能力はきっと僕にはありません、、、orz
僕もトライデントで勉強させて欲しい(泣
山崎デザイン事務所 長谷川 哲さん
僭越ながら、長谷川さんのブログのファンです。
ブログと同じく、とても丁寧なサイト作りをされているなと感じました。
来年はボード一緒に行きましょう。
アップルップル 山本 一道さん
お名前は漢字で書いた方がいいのでしょうか?(漢字で書くと違和感が;
a-blog cmsのお話はあまりされず、a-blog cmsを支えるWebツールという内容でお話されました。
今回ばかりでなく、かずみちさんから知るツールは多いです。
今後もよろしくお願いします。
スーパーエレメンツ 中村 貴弘さん
Flexのお話でした。
Flash関係の話にはあまり明るくないのですが、簡単簡単という言葉が印象に残りました。
機会があったら触ってみたいです。
モンキーワークス 古庄 正尚さん
以前お聞きした、ブランディングなお話に事例を絡めて 的な内容でした。
事例を用いられての具体的なお話だったので、わかりやすかったです。
マール 増田 悟さん
a-blog cmsを使い倒しているお話でした。
もともとデザインな人なのに、あれだけ使い倒すのは凄すぎる、、、
若干手を抜いてください;
アクアリング 岩田 玲さん
自社サイトの女の子が可愛かったですw
さすがだなー って感じです。
グランパスのサイトの実績を紹介されていました。
MTでCMSを構築しているそうです。
個人的にはその辺のお話をもっと聞きたかったです。
以上、
簡単な感想でした。
さすがに一気にあれだけ2009年を振り返られるとお腹いっぱいです。
聞いたお話を少しでも活かせれたらと思います。
2010年に飛躍するための7つのキーワード
セッション3として、長谷川恭久さんがお話されました。
お話された、2010年のキーワードは以下。
メモしたものと一緒に書き出してみます。
- OSの多様化
- ニーズに合わせたハードとOSの開発
- 使いやすさのヒントはOSにある
- OSの特徴を活かしたデザインの提案
- リアルタイム
- 時間がない
- 人は「今」を楽しむようになった
- 今すぐの反応を期待している
- ビジネスにおいてもリアルタイムは将来必須
- ECO IT
- ITとECOは切り離せない
- 情報の透明化 = ブランド?
- 企業/個人エゴでおわらない
- トラッキングアラート
- アラートしてくれる
- 顧客との新たな関係
- 必要な時だけ丁度良い情報提供
- 企業はサービスプロバイダーへ
- 情報の民主化
- ブログ ≒ Newsメディア ?
- 情報発信のコストは限りなくゼロ
- ブログもリアルタイム化
- アウトソーシング
- ストレージ、コンピューティング、データセット
- 何でも自家製にする必要はない
- コストの意味を再確認
- 柔軟性が今後の課題
- 情報のポータブル化
- Googleウェブマスターセントラル
- マイクロフォーマット = Webスライスに
- データはよりコンパクトに
- データとデータが繋がり始めている
- マークアップの価値の再確認
と、こんな感じです。
お話を聞いていて思ったのは、今後は合理化、効率化、必然性、整合性といった類の要素を、
より追求していく必要があるのかな?と感じました。
例えば、"何でも自家製にする必要はない"というのは自分でイチから制作しなくても、
外部でより低コスト&高機能なものがあるならそっちの方使いなよ。って事だと思いますが、既にこれはCMSを利用してる事で実践してます。
それを今後は、ディレクションだったりデザイン・マークアップを行う過程で、
考えていく機会が増えていく事なのかなと思いました。
次にまとめ的に以下のお話をされました。
- パフォーマンスの向上
- マークアップと表現のバランス
- モバイル
- ファイルサイズ
- 1ページ 1テーマ
- 他サービスとの連携
- コンテンツ開発
- ページだけでなく情報をデザイン
- 会話になるような情報の提供
- 段階的な参加を行う
- 効率化
- たくさん働くことが成功にはならない
- 目的を達成することが重要
- 拡張性が低い
そして最後にこの言葉。
Webに対する考え方が変わってきている
これはWeb業界以外の人は当然、
Web業界以外の人もそうなのだという事ですね。
今の自分の感じる、業界のスピード感というものがありますが、
それについていけているのか?遅れていっているのか?実際のところはわかりませんが、そういうものを敏感に感じ取って先へ先へ進んでいかないと、あっという間に取り残されていってしまう気がします。
その為に今後は、より確実で効率的な情報収集が必須で、それについていけるだけのスピーディーな技術力の会得も必須だという事な気がします。
はー 大変だね。
最後に自分の
僕個人の2009年は、飛躍に向けての準備期間だったと思っています。
もう書いちゃっていいと思いますが、来年は環境も変わりますし、
今までとは違うスキルも求められてきます。
はじめはそこについて行くのがやっとかと思いますが、来年の今の時期には「得るものの多かった2010年」になるよう頑張っていきたいと思います。